
昭和9年創業の野田琺瑯
日本の琺瑯といえば、「野田琺瑯」。昭和9年より変わらない手法で、一つ一つ丁寧に作られる野田琺瑯のホーロー製品。 鉄とガラスの融合という、エジプト発祥の長い歴史が作り出した「琺瑯」を今に培ってきた、「経験」と「努力」。 この全てが野田琺瑯製品には詰まっています。
道具は、人の手助けとなり、安心して使える物でなくてはなりません。 エジプト時代に発祥したと言われる この「琺瑯」は長い歴史に培われ進化してきました。 そして長い月日が経った今日においても、 それを愛する人たちの心によって支えられています。 本当に健全な「食生活」を考えるとき、 きっと琺瑯は私たちの思いを受け止めてくれるはずです。
野田琺瑯が手掛ける製品





琺瑯(ほうろう)とは
琺瑯(ほうろう)とは、鉄やアルミニウムなどの金属の表面に、シリカを主成分とするガラス質の釉薬を高温で焼き付けた素材です。 金属の持つ耐久性や剛性と、ガラスの持つ化学的な耐性(化学反応を起こしにくい性質)を合わせた、衛生的、汎用的に優れた素材です。 酸の強い食材に触れても化学反応を起こさないので、例えば長時間漬け置く「漬物」などの調理や、煮物料理などで、そのホーローの持つ性能が充分に発揮されます。 また、汚れもこびりつきにくいので、お手入れしやすい特徴もあります。この琺瑯という素材を人が使い始めたのは、なんと紀元前1425年頃とも言われており、エジプト文明のツタンカーメンの黄金マスクにもその技法が使われていたりと、 歴史的にも大変古くから、人々の生活の中に溶け込んでいる素材なのです。
手作りの琺瑯製品について
月兎印ホーロー製品は、職人の手作り(野田琺瑯社)で制作されています。 そのため工業製品には無いムラや、傷のように見える箇所などが見られる場合がございますが、品質には問題がございませんのでご了承の上お買い求めください。詳しくは商品に付属の取り扱い説明書をご参考ください。

琺瑯の表面を焼き付ける際に、薄いシミのような色むらが出る場合があります。(赤や茶色、黒などの色物の場合に多く見られます。)

付け根裏側部分などには釉薬がのりにくく、下地が見える場合があります。また湾曲部も同様の理由で、薄い筋が入る場合があります。

フチ部分の裏側は釉薬を乾かす際に引っ掛けた跡が付く場合があります。また引っかけ跡が、表面に小さな傷のように残る場合もあります。

ホーロー製品は表面がガラス質のため、衝撃などで割れてしまうことがありますのでご注意ください。
月兎印・野田琺瑯











































