お部屋に飾る手ぬぐい

「お部屋に日本の四季や、文化を飾る。」をテーマにデザイン、制作された、日本製の手作り手ぬぐいです。注染（そそぎぞめ）という日本伝統の技法をつかい、糸の一本一本を丁寧に染め上げた、表裏どちらから見ても色の変わらない手ぬぐいです。あじさいや金魚、黒猫、紅葉など、日本の四季や文化を感じさせるモチーフ柄を、注染ならではの絶妙なグラデーションで染め上げた見応えのある作りになっています。専用のタペストリー用ホルダーを使うと、手ぬぐいがインテリアに大変身。玄関のちょっとしたスペースや階段ホールに飾って日本の和を演出してみませんか？もちろん通常の手ぬぐいとしてお使いいただけるので海外へのお土産やちょっとしたプレゼントにもおすすめです。
※あじさい、菖蒲と金魚、お月見、紅葉は完売しました。

素材：綿100％ / 日本製

こちらの雑貨はラッピング可能です。無料で熨斗付きも可能です。（※ 簡易ラッピングは熨斗不可）ご希望の場合は、カート画面にて「ラッピング指定」を行って下さい。ラッピング方法の詳細は、ラッピングコメントにご記載下さい。あまりにも形の違う商品をまとめてラッピングは出来ませんのでご注意下さい。

ギフトやプレゼントをお探しの方にお得なお知らせです！税別合計￥3,000以上お買い上げで、簡易リボンとメッセージカードの付いたラッピング（通常価格：税別￥80）が無料となります。熨斗（のし）やメッセージ代筆などのサービスも合わせてご利用頂けますので是非ご利用下さい！

雨のしずくをたっぷりと受けて、梅雨の時期を彩るあじさい。雨粒をキラキラとあつめて咲き誇るあじさいは、ジメジメとした梅雨を恵みの時期だと思い出させてくれます。

江戸時代には、黒猫を飼うと結核が治るという迷信があったほか、恋煩いにもききめがあるとされていたなど、猫は、日本の古くから生活に親しみのある存在です。

凛とした菖蒲（あやめ / しょうぶ）と金魚が描かれた浴衣柄。勢い良く筆で描かれたようなタッチを活かして染め上げました。

満月のお月様に、お餅をつくうさぎがぴょこんと一匹描かれたキュートな柄。秋の夜長にお月様をじっくり眺めれば、あなたの目にもうさぎが見えてくるかも？

秋の空に舞い散る紅葉を注染ならではの色のグラデーションで表現しました。奥に覗く五重塔が風流です。

※ この手ぬぐいは、上下の端部分は布が切りっぱなしの状態になっており、糸が解れております。これは手ぬぐい本来の製法であり、使ってゆくうちに、端より1cmほどでほつれが収まってゆきますが、ほつれが気になる場合は、ほつれた糸（横糸）をハサミ等で切ってお使いください。

糸の一本一本まで染められているから、使うほどに柔らかくなる。風合いが増してゆく。

この手ぬぐいは、生地を染色する際に使われる型紙に、伝統工芸品の指定を受けている「伊勢型紙」を一部使用しています。この型紙は、柿渋で張り合わせた美濃和紙を乾燥させ、約一週間いぶすことで伸縮しにくい性質を持っており、この型紙用の紙に均一な線を彫る「縞彫り」、微妙に線が揺れて味わいが出る「突彫り」、均一の紋様を彫る「道具彫り」、少紋を掘る「錐彫り」という4つの技法を用いて、美しい柄や紋様の型紙となる「伊勢型紙」が生まれます。

伊勢型紙について

この手ぬぐいを染め上げているのは、日本で生まれた独自の伝統技法「注染 - そそぎぞめ」。無地の反物生地に染料を注いで染め上げて、美しい柄を作り出します。糸の一本一本が染まるので、生地の上に顔料を乗せるプリントとは違い、生地の通気性や伸縮性を損なうことがありません。そのため、水をよく吸い、すぐ乾く、使い込むほどに柔らかくなってゆくといった、手ぬぐいならではの使い心地が生まれます。また、注染で染められた手ぬぐいは、微妙な色のにじみ、繊細で優しいぼかしなど、手作業ならではの風合いが生まれます。使うたびに、糸の染料が少しずつ落ちてゆき、それが深い味わいに変わってゆきます。これが注染の醍醐味、最大の魅力です。

型紙を生地の上に置き、均一になるように防染糊をつけます。型紙の彫ってある部分にだけ糊がつくので、そこに染料が染み込まず色がつきません。

型を外し、生地の両耳がピタリと揃うように、同じ長さだけ折り返して上に重ね、また型紙を生地において防染糊をつけてゆきます。この作業を手ぬぐい約24枚分繰り返します。

糊置きが終わったら、防染糊が流れないように、折り重ねたままの反物の両面に砂をまきます。

折り重ねた状態の反物を染め台に置きます。染料が流れ出ないように、防染糊で土手を作ります。一度に2色以上染める場合は、柄に合わせて糊で土手を作ります。

ドビンと呼ばれる道具で染料を注いでゆき、コンプレッサーで染料を下に引き抜きます。生地を両面染めるので、裏返して同じ作業を繰り返します。

染め上げが終わったら、防染糊と余分な染料を洗い落としてゆきます。

最後に色が変色しないように天日で乾燥させて完成です。この気が遠くなるような手作業を経て、この手拭は生まれます。

タペストリー

手ぬぐいの両端を木の棒と紐で固定し、壁に吊り下げるタペストリータイプのホルダーです。簡単に取り付け、取り外しができるのが魅力です。

額縁（木目）

絵を飾るような感覚で楽しめる、本格的な額縁タイプのホルダー（木目）です。フレームはナチュラルな色合いで、モダンなインテリアにもよく馴染みます。

額縁（金）